徳井正樹の「小坂山日記」

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2007年 06月 26日

軽井沢4

この夏は猛暑らしい。
ならば、この山荘は一年目から大活躍に違いない。
標高1000m、日中の高崎よりも6度は涼しい。
しかも、樹高20mを越える大樹の木陰に守られた環境は、
日常の雑事からの解放を約束してくれる。
そこに家族3人が週末をゆっくり過ごすための山荘が出来上がる。

あと一ヶ月余。
本当にこんな山荘が欲しいなあ。

徳井正樹

2便続けて写真が添付できない、、、なぜ?
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by rijim | 2007-06-26 18:02
2007年 06月 19日

外壁色決め

現場が第四/四半期に入ると、いよいよ左官屋さんの登場だ。
木工事終了は、左官職にはキャンバスが出来上がること意味する。
つまり、塗り手のとっての仕事範囲、輪郭がはっきりする訳だ。
まず最初は乾燥による収縮亀裂が起きやすい大きな面の下地づくり。
当然、外壁となり、そこで繰り返されるのが現場での色決めだ。
仕上げ素材が同じでもその風合いに寄って準備する下地は異なる。
そこで色合いや表面処理の仕方をイメージしやすくするため、
建て主のために現場ごとに用意してもらう。毎回利用できる
経験範囲のサンプルを用意しておけばいいとも考えがちだが、
同じ工務店であっても職人次第で微妙にその肌合いは違ってくるので、
敢えて毎回新聞紙大の塗り見本を用意してもらい、
クライアントと一緒に必ず現場で決定している。
写真はその様子。右手の窓上に並んだ2つのサンプルを見上げながら
中央のご主人は色身自身を、左手の奥様は建物全体とのバランスを、
全神経を使ってその判断を思案しているのが、その背中から読み取れそうだ。
こんなシーンも家づくりのプロセスに欠かす事は出来無い。

徳井正樹
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by rijim | 2007-06-19 16:43
2007年 06月 14日

家に百人

2週に渡った「高崎一日 家づくり学校」が終わった。
初日、玄関に並ぶ50足の靴を見た時は目を疑ったが、
二日間で100名の方々には概ね満足を頂いたかと、、。
急拵えのベンチを片付け、日頃のレイアウトに戻った頃には、
家族全員、疲れ切った表情。子供達にも協力の礼を伝えて今
地域人としての”今年のお役目”を務められと事にホッとしている。
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しかしながら、家に見知らぬ人が百人も来る家に暮す娘達は、
一体この年中行事をどう捉えているのだろう?
私の子供頃にはまだ親戚同士が泊まり合う事が珍しくなかったが、
近年は家に泊まるのはせいぜい親、祖父母ぐらい。
いや昨今は家に人が上がること自体、めっぽう少なくなった。
家を挟んだ人の往来が極端に少なくなった事は、
住宅の設計にも大きく影響し、その最たるものは外界からのシェルター化だ。驚く様な事件が身近になってしまった現代社会では、それは必要な要素だが、
人と人が出会い語らいながら”人を学んでいく場”として、
家はもう一度大いに働いてほしいと願う。

徳井正樹
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by rijim | 2007-06-14 10:02
2007年 06月 05日

6軒を巡る「夢と賭け」

群馬県太田市で新しい試みが進んでいる。
いわば、クライアントと建築家の夢と賭けが融合した
たった6家族のためだけの集合住宅だ。
まだ公開していないから関係者のみのコメントだが、
鉄筋屋も大工も設備、電気の現場担当者の誰もが、
『これが賃貸住宅?』と驚きの声を上げている。
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なにせその仕様は、1年半かけて一軒づつ造り上げて来た
超こだわりの戸建て住宅とほとんど変わらないばかりでなく、
一軒ごとに異なる樹齢100年に迫る大黒柱を始め、
吹抜に架かる丸太梁、無垢の厚板床を使い、さらに
その間取りは、ほぼ4面が庭に面すという代物だ。
多分こんな賃貸は群馬はもちろん、関東では
まずはお目にかかれない物件である事は間違いない。

完成はこの秋。
さて、どんな6家族がこの小さな集落に
息を吹き込んでくれるのだろう。
ただしこれは大きな楽しみである以上に、
大きな賭けである事も、また事実である。

徳井正樹
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by rijim | 2007-06-05 09:22