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徳井正樹の「小坂山日記」

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2007年 12月 21日

瓦とトップライト

天井から差し込む陽の光は独特な雰囲気を持つ。
やはり、空から注がれるイメージからか「光に包まれている」という印象だろうか。
確かに基準法上でも窓からの光量よりも3倍のカウントだが、
単に明るいというだけでなく、壁を舐めてくる光の表情がいい。
しかもそれが四角い天窓ではなく、光のスリットだと特により効果的だ。
そこで問題は雨漏りへの心配である。
屋根に穴をあける訳だから素人+玄人問わずこの業界としての長年の課題でもある。
瓦とトップライト_f0133377_6698.jpg
写真は私たちが考案した瓦屋根でも美しく耐久性もあるトップライトだ。
屋根を切り裂いたような形状を実現するまでには時間を要したが、
これなら雨も雪も直ぐに流れ落ちるので心配ない。
現場は来春完成の熊谷の家。現場はまだまだ地道な作業が続いている。

徳井正樹

by rijim | 2007-12-21 06:07


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